暖炉と住まい 暖炉と生活 薪ストーブのある住宅 静岡県カザマ建築設計 ■Kazama Design and Carpentry Office■ |
主たる施工エリア:三島市、沼津市、熱海市、裾野市、伊豆の国市、伊豆市、伊東市、清水町、函南町、その他地域も対応可能。 |
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工法・技術・提案>暖炉のある生活 | Produced By カザマ建築設計のご案内はこちら |
人間の長い歴史のなかで、いつでも火は人間のそばにありました。 火を囲んで労働のくつろぎがあり、家族の談笑があり、食事をする為の調理の場でもありました。 それと同時に炎のゆらめきを眺めながらものを考えたり、空想を広げたりもしました。 誰もが火をじょうずに扱うことができたのです。 |
■暖炉・薪ストーブの魅力 |
現代の生活では石油ストーブ、エアコンなどの設備機器に依存して暖をとる方法が 一般的であります。確かに「部屋の空気を温める」には適しているのかもしれません。 しかし暖炉・薪ストーブには身体を暖めるだけでなく、部屋の雰囲気と住人の心まで暖めてくれます。 それは、炉体から放熱された身体の芯まで暖まる輻射熱と、パチパチと音をたててゆらめく炎には、 なんとも言えない魅力と安堵感が伝わります。 |
■暖炉・薪ストーブ設置例 |
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■新鮮空気の取入れ |
暖炉の炉体内で吸引される空気の平均風速は0.25m/s位で、 その分の新鮮空気をその部屋で確保しなければなりません。 近年の住宅においては高気密化が進んでいる為、ひと昔の住宅のように 建物躯体内や建具の隙間風などによる新鮮空気の確保はむづかしく、 別途有効な量の新鮮空気取入口を確保する必要があります。 |
■薪の選らび方 |
一般にクヌギ、ナラ、栗、ブナなどの広葉樹がよいとされています。 火持ちがよく、樹脂の量も少ないからです。 逆に針葉樹などは着火しやすいことから、付け木として利用されることはあっても、 煙の量が多く、煙道にタールが付着しやすい面がありますので避けたほうがよいでしょう。 |
暖炉という独特な性格上、まずは火とじょうずに付き合う必要があります。 着火してから徐々に燃焼してゆき、余熱から火種そして灰の処理まで ゆっくりと経過を楽しめるゆとりもまた暖炉の魅力かもしれません。 それから薪もできれば市販のものではなく、自分たちで用意されてはいかがでしょう。 ある程度の丸太から薪割機や斧を用い、 その年の薪を春から夏にかけ 汗を流して準備をするのもまたひとつの愉しみでもあり、 冬になってから暖をとる時のありがたさも同時に 実感できるのではないでしょうか。 |
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